顔のある機関車

皆さんこん○○は。

「顔のついた機関車」と聞いて皆さんはなにを思い浮かべますか?
いきなり何だ?と思われるかも知れませんが、最近では
「きかんしゃトーマス」なのでしょうね。

でも、私の場合はこちらなのです。

きかんしゃやえもん
きかんしゃやえもん。
1959年に刊行された「岩波子どもの本」シリーズの中の一つで、
文は阿川弘之、作画は岡部冬彦。

この本は、私の小学校入学までの愛読書でした。
繰り返し繰り返し読みましたので、今でも筋は暗記しています。
ここでご紹介するのも恐縮ですので、こちらをご覧ください。

お話と史実は若干入り組んでいまして・・・
このお話の土台となっているのは、1号機関車の鉄道博物館への保存という史実です。
そして、1号機関車は現在でも万世橋から大宮の鉄道博物館に写されて保存されています。

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ただし、岡部冬彦氏による画に描かれた「やえもん」は1号機関車ではなく、
むしろ400型機関車に近いタイプであります。1号機関車は1B、「やえもん」は1B1なのです。

私がそのことに気付くのはごく最近のことで、初めて万世橋の交通博物館(当時の名称)
を訪問した小学4年生の際には、1号機関車を間近に見て、「おお~やえもんだぁ」と
感激していたと思います。ちなみに「やえもん」にはキハ03とおぼしきレールバスも
「いちろう」と「はなこ」として登場しますし、「やえもん」をバカにする電気機関車は
EH10なのです。私がEH10を長い間嫌っていたのはいうまでもありません。

さらにおまけですが、「きかんしゃトーマス」の原作は1945年創刊の「きしゃのえほん」です。
ここで登場するのは、エドワード、そしてゴードン、ヘンリーという順番で、トーマスの
登場はシリーズでも後のほうなのです。
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憂行写人さん

コメントいただきありがとうございます。

「雲の墓標」「春の城」そして「山本五十六」「米内光政」「井上成美」の
作者ですが、こういう子供向けの作品も書いていたんですね。
この本は実は今でも入手可能らしいですよ。

よろしければ是非ともご一読を。ははは、違うか。

こんばんは

昨夜は訪問&コメ、ありがとうございました。
面白い記事、とても興味深く拝読しました。
私はこの「きかんしゃやえもん」はあまりなじみがなかったのですが、これって阿川弘之さんの作品だったのですね。ビックリ。
「雲の墓標」を青春時代に読んだ記憶がよみがえりました。

まこべえさん

コメントいただきありがとうございます。

やはりまこべえさんも幼少時の愛読書でしたか。
最初に、「ぽんきっき」でトーマスを見たとき、
「なんだ、やえもんみたいだ」というのが私の感想でした。

私も長らく「やえもん」イコール1号機関車と思い込んでました。
やえもんの画をまじまじと見つめて、ようやく気付いた次第です。
でも、やえもんのストーリーは1号機関車保存を踏まえてますので
(子供向けに創作を加えてますが、そこがまた魅力的でした。
個人的にはやえもんが農家の人たちに追われて、機関庫に隠れる
場面は大好きです)

ところで、よく知らなかったのですが、やえもんはアニメ化もされてたようですね。
こちらは筋もなにもまったく無関心でしたが・・・。

No title

やえもん、懐かしい!
トーマスよりも、やっぱり、擬人化された機関車といえば、やえもんですよね。
ただ、恥ずかしながら、この記事を読むまで、やえもんは、1号機関車だと思っていました ^^;
よく見ると、1-B-1ですね。いやはや、思い込みというのは、恐ろしい。


プロフィール

マイオさん

Author:マイオさん
「マイ・オールド・スティーマーズ」は
長すぎるということで、略して
「マイオ」となりました。
中学・高校は現役蒸気を追い、
蒸気全廃とともに鉄道趣味から引退。
30数年を経て突如復活。
ブログも9年目に突入し、そろそろマンネリ化か?
更新頻度が激減中で、ネタも尽きて
いよいよ終了間近かも。
これは見逃せないというべきか、
単にアホらしいというべきか。

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